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梅雨前線は九州に停滞 午前中は鹿児島などで雨強まる 明日は大雨のおそれ

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2023/07/02 08:55 ウェザーニュース

大雨をもたらした梅雨前線は南下し、今日7月2日(日)は九州付近〜本州の南に停滞しています。今日午前中は鹿児島県などで雨の強まる所があります。

明日3日(月)は再び前線の活動が活発になり、九州で大雨となるおそれがあるため警戒が必要です。
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未明にトカラ列島で大雨に 朝は薩摩・大隅地方にも活発な雨雲

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今日未明には、停滞する梅雨前線の南側で雨雲が発達し、鹿児島県十島村の宝島や小宝島付近で猛烈な雨が降りました。気象庁は線状降水帯を解析し「顕著な大雨に関する気象情報」を奄美地方を対象に発表しました。

今朝は種子島・屋久島地方〜県本土の薩摩地方・大隅地方の南部にも活発な雨雲がかかっています。大隅半島のアメダス佐多では8時30分までの1時間に27.0mmの強い雨を、薩摩半島のアメダス枕崎では8時までの1時間に22.5mmの強い雨を観測しました。8時50分には南大隅町に土砂災害警戒情報が発表されています。

今日は梅雨前線の活動が昨日までと比べて落ち着く傾向ですが、特に午前中は強い雨に注意してください。
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明日は再び大雨のおそれ

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今夜遅くからは東シナ海で梅雨前線に向かって暖かく湿った空気の流れ込みが強まり、前線の活動が活発になる見込みです。明日3日(月)未明〜夕方にかけては、九州の東シナ海側を中心に再び大雨となるおそれがあります。

3日(月)の日降水量は、長崎・熊本・鹿児島などの多いところでは200mm前後になる見込みで、場合によっては300mm以上となる可能性もあります。

線状降水帯が形成されることも考えられ、同じ場所で非常に激しい雨が降り続くと局地的にさらに雨量は増えるおそれがあります。

九州は比較的多雨地域ではあるとはいえ、これまでに降った雨で地盤が緩んでいるため、土砂災害や河川の増水・氾濫等に警戒が必要となります。気象情報・避難情報等を随時確認し、当面は土砂災害警戒区域等の危険な場所には近づかないようにしてください。
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