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全国的に大気の状態が不安定で雨雲発達
明日は今日以上に激しい雨に警戒

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2023/06/14 16:46 ウェザーニュース

今日14日(水)は寒冷渦や梅雨前線などの影響で、北海道から沖縄の広い範囲で雨雲が発達しています。明日15日(木)も大気の状態が不安定で、激しい雨の降るおそれがあるため、警戒が必要です。

梅雨前線の活動も活発に

梅雨前線が停滞している沖縄は午前中から発達した雨雲が次々に通過しています。午後は沖縄本島南部で雨が激しさを増して、那覇市では1時間に51.5mmの非常に激しい雨が降りました。

中国地方や近畿、関東でも局地的に雨雲が発達し、土砂降りの雨になった所があります。北海道は上空1500m付近で－15℃以下の寒気の影響で、オホーツク海側を中心に雨雲が発達し、紋別市では1時間に33.0mmの6月としては観測史上1位となる雨量を観測しました。
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西日本は一旦回復しても油断は禁物

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明日は寒冷渦がゆっくりと日本列島に近づいてくるため、今日以上に大気の状態が不安定になる所があります。九州や中国地方など西日本では一旦、天気が回復して日差しの届く所がある見込みです。

午後になると九州山地や中国山地で雨雲が急速に発達し、一部が平野部にも拡大するとみられます。

局地的には1時間に30mmを超えるような激しい雨が降り、落雷や突風などを伴う可能性がありますので、一度晴れ間が見えても油断をしないようにしてください。

明日の夜からは東日本や東北で強雨警戒

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東日本や東北は、寒冷渦が通過する明日の夜から明後日16日(金)の午前中にかけて、雨雲が発達しやすくなります。特に関東甲信の北部から北陸、東北南部は広い範囲で強い雨が降る見込みです。

1時間に30mmを上回るような激しい雨が降って、東北の多い所では総雨量が100mm前後に達する可能性があります。

また、活発な雨雲の周辺では落雷、突風、雹（ひょう）を伴うこともあるため、雨の降り方に警戒が必要です。寒冷渦が通過するコースによっては、雨の強まるエリアが変化しますので、最新の情報をご確認ください。
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