週間天気予報　来週は雨が強まる可能性　台風2号の動向に注意　5月28日(日)〜6月3日(土)

週末は晴れるところ多い

週末は日本の東に中心を持つ高気圧の圏内となるため、晴れるところが多くなります。

28日(日)になると日本海から前線が近づいてくるため、北日本では天気下り坂に向かい雨が降りやすくなります。東日本や西日本は雲があるものの日差しが届く見込みです。

昼間は25℃以上の夏日になるところが多く、日差しの元では汗ばむ陽気となります。
来週は雨や曇りの日が多くなるため、布団の外干しなど日差しの活用は週末のうちがおすすめです。

週明けからは広範囲で雨に

週間天気図　28日(日)〜6月2日(金)

週明け29日(月)以降は本州付近に前線が停滞しやすくなり、広い範囲で雨の日が多くなる予想です。

さらに沖縄の南へ進んでくる台風2号からの湿った空気が流れ込むため、前線周辺では雨雲が発達する可能性があります。

また台風の動き次第では前線が週後半にかけても本州付近に停滞し、太平洋側ほど雨が長く降り続く懸念もあります。まだ予報には幅があるため随時最新の天気予報をご確認ください。

台風は沖縄の南へ　接近前から注意

台風2号　予想進路図

台風2号（マーワー）は、今日26日(金)12時現在、猛烈な勢力でフイリピンの東を西に進んでいます。高い海面水温や上空の風の流れが台風の発達に適した環境のため、週末にかけては猛烈な勢力を維持したまま、フィリピンの東の海上を西寄りへ進む見込みです。

今週末から沖縄や奄美の海上では大しけとなるおそれがありますので、海でのレジャーは控えるようにしてください。

来週前半には沖縄の南に進み、動きが遅くなるとみられます。沖縄では一部が暴風域に入って風雨や高波等の影響が長引く可能性があるため、早めの備えが必要です。

その後の進路は現時点では予測の誤差がかなり大きくなっています。日が近づくにつれて誤差は縮小する見込みですが、来週は台風の進路に注意が必要です。