天皇皇后両陛下もご用達のビニール傘
多くの候補者が使っているのは、ホワイトローズ株式会社(都京都台東区)のビニール傘。創業300年近く、江戸時代から雨具をつくっている老舗です。1982年に経営者と親しかった台東区選出の都議(当時)から「雨の日の演説に使うので、とにかく大きくて丈夫、それで偉そうに見えない傘を」と頼まれて開発。強風でも傘が飛ばされないように、ビニールに穴を開けて風を逃す特許を取得。(選挙に)「カテール」と命名しました。
改良を重ねた「シンカテール」(税込5400円)は開くと直径約110cmと大型です。
改良を重ねた「シンカテール」(税込5400円)は開くと直径約110cmと大型です。
ちなみに、ホワイトローズのビニール傘は天皇皇后両陛下も園遊会などでお使いになっています。こちらの傘の名は「縁結(えんゆう)」。やはり特注で開発したそうです。
「透明度にこだわった」理由は?
「選挙傘」は口コミで広まり、選挙のたびに何百本と注文が入るといいます。今回は急な選挙だったため、「先週、200〜300本の在庫がはけてしまいました」(須藤宰社長)。
「政治が透明でクリアーなものになるように」という願いを込めて、透明度にもこだわったというビニール傘は、今回の総選挙でも活躍中です。
「政治が透明でクリアーなものになるように」という願いを込めて、透明度にもこだわったというビニール傘は、今回の総選挙でも活躍中です。
ビニール傘は好き?それとも嫌い?
選挙傘」は候補者の顔が明るく見えるようにビニール傘にならざるを得ませんが、ウェザーニュースは今年初め、「あなたはビニール傘が好きですか?嫌いですか?」というアンケートを実施しました。10,236名の回答は全国的にほぼ半々。
「好き派」の理由は、「安いから」「傘の向こう側が見えること」「無くしたときのショックが少ないから」。「嫌い派」の理由は、「すぐに壊れてしまうから」「安っぽいから」「ポイ捨て助長」。ホワイトローズの「シンカテール」や「縁結」は、あなたのビニール傘に抱いていたイメージを変えるかもしれません。
>>あなたのエリアのオススメ時間をワンクリックでチェック!
「好き派」の理由は、「安いから」「傘の向こう側が見えること」「無くしたときのショックが少ないから」。「嫌い派」の理由は、「すぐに壊れてしまうから」「安っぽいから」「ポイ捨て助長」。ホワイトローズの「シンカテール」や「縁結」は、あなたのビニール傘に抱いていたイメージを変えるかもしれません。
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参考資料など
ホワイトローズ株式会社HPより(https://whiterose.jp/)