2013年花粉傾向中間発表

花粉飛散量、関東で昨年比5倍増
昨年より1週間早くシーズン終了へ

花粉シーズンは折り返し地点。2013年花粉シーズン中間発表として、2~3月の花粉飛散傾向についてまとめました。

花粉の飛散量傾向2013年

昨年より1週間早く飛散開始

2月3月は記録的な暖かさとなりました。そのため、関東では2月はじめに飛散開始、2月中旬には西~東日本の各地で飛散開始。厳しい寒さとなった2012年の冬より1週間程度早い飛散開始となった所が多くなりました。また、例年(過去5年平均)と比べると同じくらいの時期に飛散開始となりました。

症状に影響する砂嵐発生

3月上旬には黄砂が飛来したり、関東地方では砂嵐が発生したりしたことにより、症状が悪化したという報告が多く届きました。ただ、当社が行った花粉症の対策に関する調査では、昨シーズンより入念に対策を実施したという方が約50%おり、今シーズンの大量飛散に備えた対策により、全体的には症状が悪化しにくかったと考えられます。

九州からピーク越え

スギ花粉のピークは関東~中四国では、3月上旬~中旬、九州では3月はじめとなりました。また、東北ではちょうど今がスギ花粉のピークの時期です。スギ花粉のピークを越えた東~西日本ではちょうどヒノキ花粉のピークとなっていますが、九州ではヒノキ花粉のピークを越えて、徐々に花粉の飛散量が少なくなってきています。また、3月は関東では夏日になる日もあるなど、東〜西日本では平年よりかなり暖かい日が多くなったため、昨年よりも1週間~10日程度早いペースで飛散しているようです。

飛散傾向を参考に、花粉シーズンも一緒に乗り切りましょう!