いつ頃から症状が出ていますか?

症状は昨年より早く悪化し、一気に増加

今年の症状の傾向を見てみると、昨年に比べて早くから症状が出ていることがわかりました。症状が出始めた人の割合は2月上旬で20%。さらに2月中旬には32.8%、そして2月下旬には半数以上の57.6%。2月下旬までに症状が悪化した人の割合は、昨年と比べて14%も上回りました。

みんなの声

ミンナのコメントからも、今年の症状はつらいということがわかります。
「今年は症状がひどい。室内でも仕事中にマスクをしなかった日は特にひどい」
「今年は目玉外したいくらい症状が強い」
「去年より今年は酷くて、子供達も症状が出始め肌も痒いらしくて心配。」
「毎年薬を飲めばマスクはいらなかったのに、今年はダメですね。マスクなしでは怖くて外に出られません」

また、鼻や目、くしゃみなどの症状に加えて、今年は「肌や耳の奥のかゆみ」などの症状を訴えるコメントが目立ちました。
「今までは感じなかった目元以外の皮膚のかゆみが気になる。頭皮のかゆみがひどく髪はしばり帽子をかぶり外出してます」
「最近、耳までかゆくなりました」
「肌が敏感になって、いつもの化粧水が合わない時も…。洗顔フォームで洗うと目の周りなどが荒れてくるので、優しく水で洗います。」
「今年は肌のかゆみや頭が重い感じがあります」
「顔の肌荒れを伴うのがつらい、アイメイクすると眼がかゆい」
「肌のかゆみは以前なかったのに今年はひどいから困ってます!」
「特に目がかゆいです。周りの皮膚は涙が着くと、かゆくなります。」

症状の急な悪化は砂塵嵐が大きく影響

天気的にみると、2月上旬に冬の寒さから一気に春のような暖かさになったため、このタイミングで花粉の症状も一気に出たと思われます。暖かくなったタイミングでは春一番が吹いたり、さらに関東ではスギ花粉のピーク時に砂塵嵐が発生するなどして、さらに症状を悪化させました。また、今年は花粉量が多いことが、どのタイミングでも症状を感じる人が昨年より多くなった原因の一つのようです。