対策の力の入れ具合を聞いたところ半数以上が「いつもよりしっかり対策している」と回答。今年はシーズン前から各メディアで「花粉は昨年の７割増」と報じていたため、より対策に力が入ったようです。

対策を始めたタイミングは2月上旬から一気に回答数が増えています。これは、症状が出始めたタイミングとほぼ同じ。これは、あまり効果的なタイミングではなかったようです。

今年の症状の傾向を見てみると、昨年に比べて早くから症状が出ていることがわかりました。症状が出始めた人の割合は2月上旬で20％。さらに2月中旬には32.8％、そして2月下旬には半数以上の57.6％になりました。また、3月上旬に発症した人が多くなっているのは、砂塵嵐や黄砂の時期と重なったことが影響していると考えられます。

みんなに答えてもらった症状＆対策によると、どうやら今年のキーポイントは「メガネ」のようです。 症状で特に多かったのはくしゃみ＆鼻水。対策もマスクが不動の1位を獲得しました。ただ、今年の注目ポイントとしては「目」の症状と対策。目のかゆみは昨年よりも緩和していました。昨年の調査結果では、「目への対策が甘い」という結果となったため、それを踏まえてみんなの対策が強化されたのかもしれません

花粉症の人の中でやはり一番人気なのは「マスク」となりました。昨年に続いて一位の座を獲得。一方、おととしから昨年にかけて順位を大きく落とした眼鏡の利用率が、今年は上昇していました。