東日本大震災から5年
ネットでできる減災とは?
24時間生放送のSOLiVE24にて3月11日(金)12日(土)の2日間
皆さんとネットと減災の未来を考える減災特集を実施します。
2月25日-28日にかけて全国一斉の減災調査を実施しました。
調査では震災から5年経っても、現地の1割強の方が、「震災直後と生活が変わっていない」と感じていることがわかりました。
被災者の方1,000人へのNHK調査では、復興が想定より遅れていると感じているのは53%にのぼっているという結果もでています。
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このように調査や現地の方の声で5年で進んでいる点進んでいない点が見えてきました。
SOLiVE24では皆さんと、この現状を認識し未来のためにできる事は何なのかを「ネット」という視点から、2日間にわたり探っていきます。
下記の放送予定と視聴方法をご確認の上、ぜひご参加ください
3/11(金) |
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16:00-17:00 |
「あの日何が起きたのか?」 5年前のあの時、何が起こっていたのか。ウェザーリポート等を通じて当時の様子を振り返ります。 |
19:00-19:30 |
「5年で何がどうなったのか?(減災調査&現地調査)」 2/25(木)-2/28(日)に実施した減災調査の結果を振り返ります。そして、東北エリアを訪問した宇野沢さんから「5年前からどうなったのか」、実際に足を運んで感じたことやサポーター取材を踏まえたお話をしていきます。 |
20:30-21:00 |
「SOLiVE 減災訓練」 緊急地震速報を試験的に配信し、いざという時の避難行動をとれるのか、リアルタイムで訓練を実施します。 |
21:00-23:00 |
「Talk LiVE GENSAI」 「国連防災世界会議から1年。『コミュニティーとインターネットによる減災の未来』の今はどうなっている?レジリエンス(強靭化)とは何だ?」というテーマで、防災・減災分野のスペシャリスト交え、ディスカッションしていきます。 |
3/12(土) |
20:00-23:00 |
ネット避難訓練 「東日本大震災から5年 ネットで出来る減災とは?」急に起きる災害に備え、視聴者参加型の訓練を通じて考えていきたいと思います。明るく楽しく真剣に。みんなで訓練をしていきましょう! |
ソラボタンを通してご参加いただけます。
あれだけの大震災が起きて、大津波が間近に迫る中、なんとか一言伝えなくちゃとリポートを送信して、無事に津波から逃げ切れたのは、今になって思えば奇跡だったと思います。
逃げる途中に高台から建物を巻き込んで真っ黒な壁になってやってくる津波が見えました。
津波が襲来したときに頼れるのはラジオだけでした。
町は壊滅状態となり地域コミュニティもバラバラになりました。
瓦礫の撤去や整備等が始まったのはつい1年前くらいからで、津波被害を受けたままの状態で放置状態でした。町として機能するまでに長い時間がかかる状況です。
仮設住宅などで新たなコミュニティはそれまでの地域性や生活習慣の違いからうまく機能できていません。
減災は、行政がいくらハードを作っても、それで防ぎ切れるものではなく、一人ひとりが普段から防災意識を高く持っていないと、なかなか出来ないことではないかと思っています。
日本は島国です。海のない県は数えるほどしかありません。何十年何百年と津波のない地方でも、いつかは津波が来るかも分かりません。そして、海の近くに住んでいる方は、高台への避難路を把握しておくべきです。どう逃げるかが命を守る近道だと思います。ゆきにゃんさん
震災当時、仕事の関係で海沿いを走ることが多いのですが、当時はたまたま1本内陸側を車で走っていたこともあり惨事は免れました。 水道関係の仕事なので次の日から断水対策として給水の対応を2ヶ月ほど行っていました。ウェザーリポートを通じて離れたところで普段から繋がっていた人たちに随分と助けられました。
感覚的には、震災後からまだ2年くらいしか経っていないイメージで、復興はまだ始まったばかりです。
閖上周辺もようやく復興に向けての工事が始まったばかりで、資金がある方はすでに山の方に住居を立てていたりもします。今後もこの地に再び住むことを選ぶ方はほとんどいないのでないでしょうか。今でも海を見るのは恐いです。
やはり時間が経つにつれ現地からの情報が伝わる量が減ってきていると思います。今の状況をみなさんに知ってもらうことも今後の減災に対して重要なことなのだと思います。あきちゃんさん