九州で断続的に雨が強まる　中国・四国や近畿でも雨雲が発生

今日12日(土)は東シナ海を熱帯低気圧がゆっくりと北上しています。周囲を吹く南東の風によって湿った空気が次々に流れ込み、九州では太平洋側を中心に断続的な強い雨が降っている状況です。昼頃には宮崎県延岡市北方で1時間に58.0 mmの非常に激しい雨が降りました。

16時の時点では、九州のところどころで1時間に10mm以上の雨量を観測しています。

九州ではこれから明日13日(日)にかけても湿った空気の流れ込みやすい状態が続き、断続的に強い雨が降る見込みです。17時現在、宮崎県の一部の地域には大雨警報が発表されています。土砂災害や河川増水、道路冠水などのおそれがあるため、急な斜面など危険な所には近づかないようにしてください。
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中国・四国や近畿でも、気温の上昇によって大気の状態が不安定になっています。このため、午後になって山間部で雨雲が発生し、局地的に発達してきました。

この後も内陸部を中心に強雨や雷雨のおそれがあるため、屋外では天気の急変に注意が必要です。京阪神など都市部にも雨雲が流れ込む可能性があり、急な強い雨にお気をつけください。
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