東京“SORA道(そらみち)”散歩(7)

夏目漱石も歩いた! 本郷台地の「きわ」をゆく!

撮影/晴山順平
“SORA道カメラマン”の晴山順平さんが東京のとっておきの「空」と「道」を紹介する! 第7回はアップダウンが激しい本郷エリア。絶好のSORA道ポイントである、低地と高台の「きわ」を歩いた!

壱岐坂下交差点(文京区本郷1丁目)

“SORA道”データ

空の広さ
★★★★
展望度
★★★
情緒
★★
アクセス
★★★★★
白山通りと壱岐坂通りが交わる壱岐坂下交差点は、東京ドームやラクーア、東京ドームシティアトラクションズ(旧後楽園ゆうえんち)などの施設がある東京ドームシティの出入り口につながっている。
交差点の名前にもある壱岐坂は、江戸時代からある歴史的な坂で、近隣に屋敷があった武士の名前から坂名がつけられたようだ。ちなみに、交差点から延びている壱岐坂通りの坂は「新壱岐坂」と呼ばれ、関東大震災の後にできたもの。
江戸時代からある壱岐坂とは別の坂なので、注意したい。“本物”の壱岐坂は、交差点の50mほど南から東に延びる坂で、壱岐坂通りを横切って、東洋学園大学本郷キャンパスの北側を東西に抜けている。
壱岐坂下交差点と交わる新壱岐坂
壱岐坂下交差点と交わる新壱岐坂
江戸時代からある壱岐坂
江戸時代からある壱岐坂
さて、今回のSORA道のオススメスポットは、壱岐坂下交差点にあるセブンイレブンの前。ここから北西方向を眺めると、東京ドームや観覧車越しに、大きな空が広がっている。東京ドームのすぐ後ろ(西側)は小石川後楽園となっているので、高い建物などの余計な障害物も少なく、大きな空が抜けて見えるのだ。
東京ドーム西側は台地に囲まれた谷が延びる
東京ドーム西側は台地に囲まれた谷が延びる
ちなみに、東京ドームの南側から西に延びる神田川沿いは、四谷台地、小石川台地、小日向台地などに囲まれた低地となっており、地形的に見ても、SORA道としての好条件が揃っている。
国土地理院のデジタル標高地形図に台地名を追記して掲載
国土地理院のデジタル標高地形図に台地名を追記して掲載

撮影時の気象データ

日時
9月11日12時頃
風速
0.9m/s
気温
31.0℃
体感温度
32.5℃
湿度
43.0%
気圧
1015.5hPa