正解:A. ある映画会社が宣伝用語に「ゴールデンウィーク」を使ったから

1951(昭和26)年に映画会社の大映と松竹がそれぞれ制作した獅子文六(ししぶんろく)原作の『自由学校』を5月初めに封切りしたところ、2作品とも興行成績がよかったことから、映画業界が翌年からこの時期を「ゴールデンウィーク」と呼んで新作を宣伝したことが、5月の大型連休を「ゴールデンウィーク」と呼ぶようになったきっかけです。
ただし、当時の祝日は4月29日の「天皇誕生日」(現在は昭和の日)、5月3日の「憲法記念日」、5月5日の「こどもの日」だけで、一般的には土曜日は休日ではなかったため、「飛び石連休」と呼ばれたものです。現在はそれに「みどりの日」(5月4日)が加わり、週休2日が浸透したため、文字通り「大型連休」のゴールデンウィークになりました。