あなたの町のお天気キャスター登場!

「降ってん照ってん傘一本」

鹿児島讀賣テレビ気象予報士
小牧 葵(こまきあおい)さん
KYT鹿児島讀賣テレビ・小牧 葵さん
今、桜島、口永良部島(くちのえらぶじま)など、活火山の噴火で注目される鹿児島県。「噴火は日常」と話す鹿児島讀賣(よみうり)テレビ(KYT)の小牧葵さんに、活火山とともにある鹿児島での暮らし、気象の特徴を聞いた。

母の助言で気象の世界へ

──気象予報士を目指したきっかけを教えてください。
もともと理科や自然、生物が好きで、大学時代は地震や火山など自然災害について学ぶ機会があり、将来は理科系の専門職に就きたいと思うようになりました。ある日、就職先について母に相談していたところ、「地方には女性の気象予報士が少ないから、あなたがなってみたら」と、提案されたのがきっかけです。
KYT報道局内のようす
KYT報道局内のようす
──お母様、かなり的確なご提案ですね。
大学1年生のときでした。その頃は、気象予報士という存在自体、よく知りませんでした。調べてみると、おもしろそうだなあと興味が湧き、資格取得を目指すことになりました。
──勉強期間はどのくらいでしたか?
勉強していればいつか受かるだろうと、軽い気持ちでやっていたので、大学4年間勉強してもなかなか受からず、そうこうするうちに卒業を迎えてしまいました。卒業後は1年近く独学で勉強し、6回目の試験でやっと合格となりました。
──取得後は?
生まれ育った地元・鹿児島で働きたいという強い思いがあり、縁があって、鹿児島讀賣テレビに採用していただきました。
2013年12月に入社して、そろそろ2年が経ちますが、今でもわからないことがたくさんあり、いろいろと教えてもらいながら日々勉強させてもらっています。気象は、資格があっても不明なところが多く、とても奥深い世界だと実感しています。
鹿児島讀賣テレビ
鹿児島讀賣テレビ