今年7月から正式運用されている気象衛星ひまわり8号。現在運用中の気象衛星として初めてのカラー画像、10分ごとの全球画像など、その性能は世界最高水準なのだ。
なぜ日本が先行したのか?
3点の機能向上
ひまわり8号がH−ⅡAロケットによって種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げられたのは2014年10月7日。その9日後に東経140.7度、赤道上空約3万5800kmの静止軌道への投入が確認された。
ひまわり8号を搭載したH−ⅡAロケット
(時事通信提供)
以来、試験運用を重ねて正式運用が始まったのが今年7月7日。それまでのひまわり7号に比べて、ひまわり8号から送られてくるひときわ鮮明な画像に感心した人も多いだろう。
ひまわり8号の全球画像(気象庁提供)
ひまわり8号の整備を担当する気象庁気象衛星課の大友猛さん(衛星整備計画官)によると、主に3点の画期的な機能向上が図られているという。
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