気象庁の火山解説
火山活動の状況
御岳(おたけ)火口では、噴火活動が続いています。噴火に伴う噴煙は最高で火口縁上800mまで上がりました。期間中、爆発は発生しておらず、弾道を描いて飛散する大きな噴石も観測されていません。
夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
火山性微動は、主に噴火に伴って発生しました。また、島の西側付近を震源とする火山性地震が24日20時台に一時的に増加し、島内で震度2を観測する地震が2回、震度1を観測する地震が1回発生しました。その後は減少し、少ない状態で経過しています。
ナベタオ観測点の傾斜計(御岳火口より南西約2.2km)では、24日に地震が多く発生した時間帯で北西下がりの変動がみられました。
GNSS連続観測では、島の西側深部におけるマグマの蓄積量の増加と推定される変動は認められません。
諏訪之瀬島では長期にわたり噴火活動が継続していることから、御岳火口周辺では、噴火に伴い大きな噴石が弾道を描いて飛散する可能性があります。
夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
火山性微動は、主に噴火に伴って発生しました。また、島の西側付近を震源とする火山性地震が24日20時台に一時的に増加し、島内で震度2を観測する地震が2回、震度1を観測する地震が1回発生しました。その後は減少し、少ない状態で経過しています。
ナベタオ観測点の傾斜計(御岳火口より南西約2.2km)では、24日に地震が多く発生した時間帯で北西下がりの変動がみられました。
GNSS連続観測では、島の西側深部におけるマグマの蓄積量の増加と推定される変動は認められません。
諏訪之瀬島では長期にわたり噴火活動が継続していることから、御岳火口周辺では、噴火に伴い大きな噴石が弾道を描いて飛散する可能性があります。
防災上の警戒事項等
御岳火口中心から概ね1.5kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。