気象庁の火山解説
火山活動の状況
噴火浅根(母島の南西約160kmにある海底火山)では、令和4年3月27日から28日にかけて、気象衛星ひまわりにより噴煙とみられる雲域を観測したことから、噴火が発生したと判断し、令和4年3月27日に噴火警報(周辺海域)及び火山現象に関する海上警報を発表しました。
その後、気象衛星ひまわりによる観測では噴火は認められず、9月20日までに繰り返し実施された海上保安庁による上空からの観測でも、噴火浅根周辺海域で、顕著な変色水や噴火に伴うとみられる浮遊物等は認められませんでした。
これらのことから、噴火の可能性は低くなったと判断し、9月21日11時00分に噴火警報(周辺海域)を解除し、噴火予報(活火山であることに留意)に引き下げました。合わせて、火山現象に関する海上警報を解除しました。
その後、気象衛星ひまわりによる観測では噴火は認められず、9月20日までに繰り返し実施された海上保安庁による上空からの観測でも、噴火浅根周辺海域で、顕著な変色水や噴火に伴うとみられる浮遊物等は認められませんでした。
これらのことから、噴火の可能性は低くなったと判断し、9月21日11時00分に噴火警報(周辺海域)を解除し、噴火予報(活火山であることに留意)に引き下げました。合わせて、火山現象に関する海上警報を解除しました。
防災上の警戒事項等
活火山であることに留意してください。