浅間山|火山情報
2021/09/08 17:42 ウェザーニュース
噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続。 火口から500mの範囲に影響を及ぼす程度のごく小規模な噴火の可能性がありますので、地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。突発的な火山灰噴出や火山ガス等に注意してください。
最新の浅間山映像
降灰状況調査
ウェザーニューズでは、長野・群馬のウェザーリポーターの皆さんに「降灰の状況」をお聞きしました。降灰状況調査結果を見ると、顕著な降灰の回答はない模様です。
気象庁の火山解説
火山活動の状況
山体浅部を震源とする火山性地震は、6月中旬以降減少傾向がみられます。浅間山の西側での膨張を示すと考えられる傾斜変動はほぼ停滞しています。山頂火口からの噴煙量及び火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、5月以降概ねやや少ない状態で経過しています。これらのことから、浅間山の火山活動は低下しており、火口から 500mを超える範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと判断し、8月6日に噴火予報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)に引き下げました。
防災上の警戒事項等
火口から500mの範囲に影響を及ぼす程度のごく小規模な噴火の可能性がありますので、地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。突発的な火山灰噴出や火山ガス等に注意してください。
各地の降灰状況
※25日21時時点の状況
ウェザーニュースでは、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」の会員を対象に、浅間山の噴火による降灰の有無をお聞きしています。
最近の過去の活動
過去に小規模な噴火で関東に降灰の影響が出ています。
2009年2月2日
関東南部まで降灰
2004年9月
房総まで降灰
1982年4月26日
房総まで降灰
1959年4月14日
関東南部まで降灰
浅間山から離れていても降灰に注意が必要です。