十勝岳「大正噴火」の火山泥流災害から今日で100年 現在も活動に注意
融雪型火山泥流とは
1926年(大正15年)の十勝岳では2月頃から噴火が発生し、5月24日には中央火口丘のほぼ半分を破壊する大きな爆発が起きしました。
この噴火による被害で特徴的だったのは、噴火そのものよりも「融雪型火山泥流」による被害が大きかった点です。融雪型火山泥流とは、噴火に伴う高温の噴出物が山頂付近の雪や氷を急速にとかすことで、水と土砂や火山灰などが混ざった泥が高速で流れ下る現象です。
泥流は富良野川沿いを流下し、発生からわずか20〜30分程度で上富良野方面の居住地へ到達。死者・行方不明者144人という甚大な被害をもたらしました。その速度は約60km/hにも及んだとみられます。
この噴火による被害で特徴的だったのは、噴火そのものよりも「融雪型火山泥流」による被害が大きかった点です。融雪型火山泥流とは、噴火に伴う高温の噴出物が山頂付近の雪や氷を急速にとかすことで、水と土砂や火山灰などが混ざった泥が高速で流れ下る現象です。
泥流は富良野川沿いを流下し、発生からわずか20〜30分程度で上富良野方面の居住地へ到達。死者・行方不明者144人という甚大な被害をもたらしました。その速度は約60km/hにも及んだとみられます。
火口周辺から離れた地域も油断できず
火山泥流は大きな噴石などに警戒が必要な火口周辺から遠く離れた地域にも到達するため、麓の居住地域でも油断ができません。噴火規模が比較的小さくても、熱による急速な融雪で泥流が発生する可能性があり、登山者だけでなく山麓地域でも警戒が必要です。
特に十勝岳など北日本の火山では積雪期や残雪期の噴火で泥流の危険性が高いため、観光等で周辺に立ち寄る際にも、ハザードマップ等で事前にリスクを認識する必要があるほか、最新の火山情報の確認が欠かせません。
特に十勝岳など北日本の火山では積雪期や残雪期の噴火で泥流の危険性が高いため、観光等で周辺に立ち寄る際にも、ハザードマップ等で事前にリスクを認識する必要があるほか、最新の火山情報の確認が欠かせません。
1日あたり1,200tの火山ガスを観測
十勝岳は現在も活動を続ける活火山です。現在の噴火警戒レベルはレベル1「活火山であることに留意」となっています。 
札幌管区気象台は4月28日(火)に現地調査を行い、1日あたり約1,200tの火山ガス(二酸化硫黄)を観測しました。前回3月18日に観測した300tよりも大幅に増加し、1,000t程度を観測したのは2023年3月の900t以来3年ぶりです。
4月20日(月)には傾斜変動を伴う火山性微動が発生しましたが、その後は観測されていません。監視カメラによる観測では噴煙、噴気の状況に特段の変化は認められません。
関連記事「十勝岳で火山性微動と傾斜変動を観測」
札幌管区気象台は4月28日(火)に現地調査を行い、1日あたり約1,200tの火山ガス(二酸化硫黄)を観測しました。前回3月18日に観測した300tよりも大幅に増加し、1,000t程度を観測したのは2023年3月の900t以来3年ぶりです。
4月20日(月)には傾斜変動を伴う火山性微動が発生しましたが、その後は観測されていません。監視カメラによる観測では噴煙、噴気の状況に特段の変化は認められません。
関連記事「十勝岳で火山性微動と傾斜変動を観測」
防災上の警戒事項等
十勝岳では62-2火口、振子沢噴気孔群及びその周辺で噴煙・噴気が多く、熱活動が活発な状態が続いています。
また、時々62-2火口付近のごく浅いところを震源とする一時的な火山性地震の増加がみられています。今後の火山活動の推移には注意が必要です。
活火山であることから、火口内に影響する程度の突発的な噴出現象が発生する可能性がありますので、地元自治体などの指示に従って火口付近などの危険な地域には立ち入らないでください。
ウェザーニュース 火山情報
また、時々62-2火口付近のごく浅いところを震源とする一時的な火山性地震の増加がみられています。今後の火山活動の推移には注意が必要です。
活火山であることから、火口内に影響する程度の突発的な噴出現象が発生する可能性がありますので、地元自治体などの指示に従って火口付近などの危険な地域には立ち入らないでください。
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