今夜遅くから東日本の内陸部は雪に
関東北部は平地でも積雪の可能性

16時現在、関東周辺は広い範囲で日差しが届いています。ただ、関東西部や北部の山沿いではシアライン(風の流れが変化する境界線)に伴う雨雲や雪雲が発生していて、雨や雪の降っている所がある状況です。今後、シアライン周辺の雲は徐々に発達し、雨や雪の範囲が拡大するとみています。

夜遅くになると、西から活発な雲の帯が接近してきます。また、紀伊半島南岸付近で発生する低気圧が、明日の朝にかけて発達しながら関東南部付近を通過する見通しです。このため、関東周辺では今夜遅くから明日未明をピークに雨や雪が強まるおそれがあります。

低気圧の後面からは寒気が流れ込むため、内陸部では湿った雪になる見込みです。関東西部から北部の山沿い、甲信では雪が強まり、積雪が増加するとみています。また、降り方が強まることで関東北部は平地でも雪に変わる所があり、場合によっては南部も雪が混じることがあってもおかしくありません。
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明日の夕方までに予想される積雪増加量は山沿いで20cm以上の所が多く、平地でも宇都宮市などでは道路に積もる可能性があります。
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東京都心など関東南部では、明日の早朝には活発な雨雲が抜けている見込みです。午前を中心ににわか雨の可能性は残りますが、広範囲での強い雨の心配は少なくなっています。

一方、関東北部は朝もみぞれや雨がしっかりと降る予想です。内陸部ほど雪になりやすく、路面状態に注意が必要となります。

各地、風が強く吹くため、飛来物や交通機関への影響などにも注意してください。
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東北南部も低気圧の接近とともに雪の範囲が拡大します。山沿いを中心に積雪が増加し、平地でも路面状態が悪化するおそれがあるため、時間に余裕を持った行動を心がけた方が良さそうです。
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