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アメリカ北東部で低気圧発達 ニューヨークで20m/s超の突風のおそれ

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2025/02/17 06:20 ウェザーニュース

現地時間の16日(日)、アメリカ北東部は冬の嵐です。低気圧が東に抜けると風がさらに強まり、ニューヨークでも20m/s超の突風が吹くおそれがあります。

倒木や停電などのおそれ

発達しながら進む低気圧の影響でアメリカの北東部は冬の嵐に見舞われています。低気圧の北側にあたる五大湖周辺やニューイングランドなどは雪が強く降っていて、多い所では12時間で10cm前後の雪が積もりました。瞬間的には15m/sを超える風が吹いて、吹雪になっている所もあります。

現地時間の16日(日)にかけて低気圧は大西洋に抜ける見通しです。低気圧の後ろ側には上空5500m付近で−30℃以下の強い寒気が控えている一方で、南からは暖かな空気が流れ込みます。温度差によって低気圧は海上に抜けた後、さらに発達する見込みです。

各地で西寄りの風がさらに強まり、ニューヨーク周辺でも瞬間的には20m/sを超えるような強風が予想されます。東海岸では17日(月)にかけて風の強い状態が続き、倒木や停電などのおそれがあるとして、気象当局は警報を発表し警戒を呼びかけています。
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