長期間の冬型継続で積雪が増加
日本付近は冬型の気圧配置で、北日本の上空5500m付近には−36℃以下の強い寒気が流れ込んでいます。上空の気圧の谷が近づいている影響もあって雪雲が発達し、8時までの6時間の降雪量は山形県尾花沢市や北海道小樽で15cm、青森県青森市・酸ケ湯や札幌市で11cmを観測しました。
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酸ケ湯の積雪は4時に3mに到達し、8時の時点では306cmとなっています。全国のアメダス観測点でも最も雪が多い地点として知られている酸ケ湯ですが、12月中に3mに到達するのは1979年の観測開始以来初めてです。
12月になってから冬型の気圧配置になる日が多く、酸ケ湯では3日以降、毎日雪が降り続いて積雪が着実に増加しました。そこに22日(日)から強まった冬型によって一気に積雪が増え、3mに到達しています。
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山間部では雪崩の危険性高まる

北日本の日本海側や北陸、関東甲信の山沿いなどは気圧の谷が抜ける昼過ぎにかけて雪の強まりやすい状態が続く見込みです。
その後は次第に小康状態になるものの、局地的には今夜までにさらに30cm以上の雪が積もる予想となっています。積雪の増加による路面状況の悪化には十分に注意をしてください。
また、山沿いではここ数日で一気に積雪が増えているため、雪崩が発生しやすくなっています。日本海側の広い範囲に雪崩注意報が発表されていますので、注意が必要です。
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