ノルウェー海で低気圧が猛烈に発達
北極にほど近いノルウェー海で低気圧が発達しています。上空5500m付近で−36℃以下の強い寒気を伴っているこの低気圧は東に進みながら発達を続け、中心気圧は950hPa台まで低下してきました。
低気圧の南側では西寄りの風が強く、イギリス北部からノルウェーの西岸では平均で20m/s前後の強風が吹いている状況です。
また、海から湿った風が吹き付ける形になり、ノルウェーの西岸では雨や雪が強まっています。現地時間の15日(日)夜の時点では南部が雨、北部が雪で、南部の多い所では12時間で50mm前後の降水量を観測しました。
低気圧の南側では西寄りの風が強く、イギリス北部からノルウェーの西岸では平均で20m/s前後の強風が吹いている状況です。
また、海から湿った風が吹き付ける形になり、ノルウェーの西岸では雨や雪が強まっています。現地時間の15日(日)夜の時点では南部が雨、北部が雪で、南部の多い所では12時間で50mm前後の降水量を観測しました。
北欧だけでなくヨーロッパの広範囲で強風に
この後はノルウェー北部を中心に雪が続き、南部でも気温の低下に伴って雨から雪に変わる見込みです。現地時間の16日(月)昼(日本時間で16日夜)にかけてをピークに風が吹き荒れ、冬の嵐となります。
ノルウェーの気象当局は強風や大雪に加え、積雪の増加に伴う雪崩の危険性が高まるおそれがあるとして、注意を呼びかけています。
ヨーロッパ全体で見ても強風のエリアは拡大し、北海沿岸やバルト海沿岸の地域でも平均で20m/s前後の風が吹く予想です。ドイツやポーランドなどにも風に関する警報が出されていて、荒天による影響が懸念されます。
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ノルウェーの気象当局は強風や大雪に加え、積雪の増加に伴う雪崩の危険性が高まるおそれがあるとして、注意を呼びかけています。
ヨーロッパ全体で見ても強風のエリアは拡大し、北海沿岸やバルト海沿岸の地域でも平均で20m/s前後の風が吹く予想です。ドイツやポーランドなどにも風に関する警報が出されていて、荒天による影響が懸念されます。
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