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週間天気
日本海側は強まる雨雪に注意 冬本番の寒さ続く

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2024/12/10 15:00 ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■
・明日11日(水)からと週末は寒気強まる
・太平洋側は晴れて空気乾燥
・気温は平年並み〜低め

この先一週間も冬型の気圧配置が続きます。寒気の南下するタイミングでは日本海側の地域で雪や雨が強まりやすくなります。
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明日11日(水)からと週末は寒気強まる

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寒気の予想
この先一週間は、日本付近では強弱を繰り返しながら西高東低の冬型の気圧配置が続く見込みです。特に明日11日(水)〜12日(木)頃と14日(土)〜15日(日)頃は寒気の流れ込みが強まり、雪や雨の降り方も強まる予想です。

日本海側の地域では雪や雨が断続的に降り、北日本では大雪や吹雪、積雪の増加に注意してください。北陸や山陰では雷を伴って強い雨や霰(あられ)が降る見込みです。また、北陸では雨の降る日が続くため、土砂災害の発生リスクも高まります。崖などの急な斜面には近づかないようにしてください。
» 寒気の流れ込み予想
» 現在の土砂災害危険度

太平洋側は晴れて空気乾燥

太平洋側の各地では、この時期らしく晴れる日が続く見込みです。東日本や西日本の平野部でも紅葉が楽しめそうです。空気が乾燥しやすくなるため、火の取り扱いには十分な注意が必要です。こまめな水分補給や保湿、室内の加湿を意識して、体調管理もしっかりと行ってください。

13日(金)から14日(土)は、気圧の谷の影響で太平洋側でも一時的に天気が崩れる可能性があります。ただ、雨や雪が降ったとしても降水量はさほどまとまらない見通しです。
» 乾燥指数

気温は平年並み〜低め

寒気の影響が続くため、全国的に気温は平年並みか平年を下回る日が多くなります。冬型の気圧配置が緩むタイミングではいったん寒さが和らぐものの、寒気が強まる週末は、予想最高気温が西日本でも10℃を下回るなど、各地で冬本番の厳しい寒さとなる見通しです。

晴れる日は放射冷却現象により朝の冷え込みが一段と強まるため、路面凍結やフロントガラスの凍結などにお気をつけください。また、一日の中での気温差が大きくなるので、気温に適した上着や衣服を選択し、体調管理にお気を付けください。
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