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【北日本】花粉飛散予想2025

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2024/12/04 12:00 ウェザーニュース

▼各エリアの見解をチェック
北海道東北北部東北南部

■北海道(※シラカバ花粉)
飛散量は2024年比で半減、4月中旬から飛散開始

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冬から春の気温は平年より高くなる傾向で、4月以降の寒さが緩むタイミングでシラカバ花粉が飛び始めます。

花粉の飛散開始時期は過去10年の平均と比べるとやや早くなる予想で、道南や道央など早い所では4月中旬、その他のエリアでも4月下旬から5月にかけてシラカバ花粉のシーズンに入るとみています。

本格飛散は道南や道央でゴールデンウィーク前後、道北や道東では5月上旬〜中旬で、5月下旬になると段々と飛散量は少なくなる見込みです。
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2024年の夏は暖かい空気に覆われる日が多く、気温は平年に比べてかなり高くなりました。
日照時間も平年を上回り、雄花の生長に適した天候となりました。また、2024年の飛散量は前年、平年ともに大きく上回りました。

このため、2025年は前年の反動で飛散量が少なくなる「裏年」になると見込んでいます。2025年春のシラカバ花粉の飛散量は、2024年の48%、平年の84%になる予想です。

前年に比べて飛散量は減少するものの、晴れて風の強い日には大量の花粉が飛散するため、シッカリと花粉対策をするようにしてください。

■東北北部
飛散量は2024年比で大幅減、2月中旬から飛散開始

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この冬の気温は、12月は強い寒気の影響で平年並〜やや低くなり、1月は平年並〜やや高くなる予想で休眠打破が適度に起こる見込みです。

飛散開始時期に影響が大きい2月から3月初めの気温は平年より高くなる予想で、寒さが緩むタイミングで太平洋側からスギ花粉が飛び始めます。

花粉の飛散開始時期は過去10年の平均よりも早く、2月中旬~3月上旬に花粉シーズンに入ると予想しています。スギ花粉の本格飛散は3月上旬以降の見込みで、4月中旬以降は飛散量が段々と少なくなるとみています。
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2024年の夏は暖かい空気に覆われる日が多く、気温は平年に比べてかなり高くなりました。
日照時間も平年を上回り、雄花の生長に適した天候となりました。また、2024年の花粉の飛散量は前年、平年ともに大きく上回りました。

このため、2025年は前年の反動で飛散量が少なくなる「裏年」になると見込んでいます。2025年春の飛散量は2024年の60%、平年の112%になる予想です。

前年に比べて飛散量は減少するものの、平年を上回る水準となります。特に晴れて風が強い日には大量の花粉が飛散するため、シッカリと花粉対策をするようにしてください。なお、東北北部ではスギ花粉の飛散が中心で、ヒノキ花粉はほとんど飛散しません。

■東北南部
飛散量は平年を上回る予想、2月中旬から飛散開始

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この冬の気温は、12月は強い寒気の影響を受けることで平年並〜やや低くなる予想で、休眠打破は適度に起こる見込みです。

1月以降は徐々に寒気の流れ込みが平年より弱くなる傾向のため、飛散時期に影響が大きい2月の気温は平年より高くなる予想で、寒さが緩むタイミングで太平洋側からスギ花粉が飛び始めます。

花粉の飛散開始時期は過去10年の平均よりも早く、2月中旬~下旬に花粉シーズンに入ると予想しています。スギ花粉の本格飛散は2月下旬〜3月下旬、ヒノキ花粉の本格飛散は4月上旬~中旬で、その後飛散量が段々と少なくなる見込みです。
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2024年の夏は暖かい空気に覆われる日が多く、気温は平年に比べてかなり高くなりました。
日照時間も平年を上回り、雄花の生長に適した天候となりました。また、2024年の飛散量は前年を下回ったものの、平年を上回りました。

過去の飛散傾向と夏の気象条件から、2025年春の飛散量は2024年の109%、平年の146%になる予想です。

特に晴れて風が強い日には大量の花粉が飛散するため、シッカリと花粉対策をするようにしてください。また、東北南部ではスギ花粉の飛散が中心となり、ヒノキ花粉の飛散は比較的少ない傾向にあります。

なお、雄花調査において各県とも雄花の量が当初の予想を上回る傾向があったことから、飛散量を前回発表(10/1)よりも多く見積もっています。