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台風24号は非常に強い勢力でフィリピン直撃 現地は最大限の警戒態勢

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2024/11/17 10:04 ウェザーニュース

17日(日)9時現在、台風24号(マンニィ)は非常に強い勢力でフィリピンに接近しています。ピーク時に比べると幾分勢力を落としたものの、中心付近には依然として明瞭な台風の目が確認できる状況です。

▼台風24号 11月17日(日)9時
 中心位置   フィリピンの東
 大きさ階級  //
 強さ階級   非常に強い
 移動     西北西 20 km/h
 中心気圧   935 hPa
 最大風速   50 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 70 m/s
» 台風24号の進路予想

17日(日)午後に上陸見込み

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台風24号(マンニィ)は15日(金)から急速に発達して、16日(土)9時に猛烈な台風になりました。猛烈な勢力は台風の階級の中で最も強いランクです。フィリピンに近づいたことで若干、勢力を落としたものの、依然として中心付近の最大風速が50m/s、最大瞬間風速は70m/sに達しているとみられます。

すでに台風本体の雨雲はフィリピン・ルソン島にかかり始めていて、今日の午後には上陸する見込みです。
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10月下旬からの相次ぐ上陸台風で最も強い

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フィリピンのルソン島では10月下旬からの1か月足らずの期間に、暴風域を伴った台風が4つ上陸・1つが接近して、暴風や大雨の被害がでていました。今回の24号は、一連の6つの台風のなかで最も影響が大きくなるおそれがあります。

コンピューターシミュレーションの計算では、18日(月)までの雨量が500mmに達すると予測しているものがあり、大雨や暴風による大規模な災害が起こる可能性が高まっています。フィリピンの気象当局は一部の地域に最も高いランクの警報を発表をするなど、厳重な警戒を呼びかけています。
» 関連記事「1か月に6つの台風が連続でフィリピン襲来 24号は猛烈な勢力で接近中」

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台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風24号の名前「マンニィ(Man-yi/萬宜)」は香港が提案した名称で、現在は貯水池となっている海峡の名前からとられています。

台風25号の名前「ウサギ(Usagi)」は日本が提案した名称で、うさぎ座・兎が由来です。
» 関連記事「台風の名前はどうやって決める?日本など提案のアジア名140個の呼名リスト」
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気象衛星画像:NICT 情報通信研究機構