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北陸の名峰が雪化粧 立山や白山などで初冠雪を観測

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2024/11/08 09:44 ウェザーニュース

昨日7日(木)の寒気の南下で本州の高い山々が雪化粧しています。北陸を代表する立山や白山では今朝になって麓から雪の積もった様子が確認され、初冠雪が発表されました。立山の初冠雪は観測史上2番目に遅い記録です。

立山は平年より1か月近く遅い観測

立山黒部アルペンルートでも知られる立山は標高3015m、白山は標高2702mでいずれも北陸を代表する名峰です。昨日は一時的に冬型の気圧配置となって日本海側の広い範囲で雨や雪が降り、北陸の高い山では雪が積もりました。

天気が回復して気象台から冠雪している様子が確認されたため、初冠雪が発表されています。立山は3000m超の標高を誇るため本州の山では早くに初冠雪を観測することが多いのですが、今年は寒気が南下しにくかった影響で平年より1か月近く遅い観測となりました。11月までずれ込むのは1977年の11月9日以来、2度目のことです。

そのほか、仙台からは泉ヶ岳、群馬県前橋からは仙ノ倉山の初冠雪も発表されました。

▼8日(金)の初冠雪(発表順)
 泉ヶ岳(仙台)  平年より1日遅く、昨年より5日早い
 白山(金沢)   平年より18日遅く、昨年より31日遅い
 立山(富山)   平年より27日遅く、昨年より31日遅い
 仙ノ倉山(前橋) 平年より10日遅く、昨年より17日遅い

この先しばらくは強い寒気の南下がないため、本格的な冬山の姿に変化するにはもう少し時間がかかりそうです。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
カマスのさしみさん