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立冬に合わせて冬型の気圧配置
本州の日本海側は時雨

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2024/11/07 09:07 ウェザーニュース

二十四節気の立冬を迎えた今日7日(木)は一時的に冬型の気圧配置となり、寒気が南下してきました。北海道は雪の降っている所が多く、東北日本海側や北陸などは時雨(しぐれ)となっています。

雨が降ったり晴れ間が出たり変わりやすい天気に

今日の日本付近は西高東低の冬型の気圧配置です。上空には強い寒気が流れ込んでいて、日本海側を中心に雪雲や雨雲が発生、発達しています。

東北日本海側から北陸は雨の降っている所が多く、いわゆる「時雨」です。「時雨」は晩秋から初冬にかけて断続的に降る雨で、冬の季語にもなっています。日本海で発生した雨雲が北西の季節風に流されて次々と通過するため、雨が降ったり止んだりするのが特徴です。

これから昼過ぎにかけて雨の降りやすい天気が続き、晴れ間が見えたかと思ったら雨が降り出すことがあります。お出かけの際は雨具を忘れずにご用意ください。また、雨雲の隙間で日が差すと、「時雨虹」と呼ばれる虹が見える可能性がありますので、雨が止んだタイミングでは空の様子にも注目です。

午後は段々と冬型の気圧配置が弱まって雨は降りにくくなってくる見込みです。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
SHGEMさん