国内:茨城県沖でM4.6 最大震度は3
11月1日(金)23時16分頃、茨城県沖を震源とするマグニチュード4.6、深さ40kmと推定される地震が発生しました。
この地震で茨城県鹿嶋市、神栖市、千葉県旭市で最大震度3、茨城県と千葉県を中心に震度2の揺れを観測しました。茨城県沖を震源とする最大震度3の地震は10月27日(日)以来です。地震のメカニズムは西北西ー東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
茨城県沖の震度3以上の地震は年平均で5〜10回ほど起きていて、今年はこれで5回目になります。今回の震源は10月27日に比べると南側のエリアで、今年の5月に発生した地震の近くです。
茨城県沖は太平洋プレートが陸域のプレートに沈み込んでいて、境界の深さは40〜50kmほどと考えられています。深さやメカニズムからプレート境界の近くで発生した地震とみられます。
過去に茨城県沖で発生したマグニチュード6以上の地震は陸地からやや離れた所が多い傾向です。ただ、比較的陸地に近い今回の震源周辺でも1946年にマグニチュード6.0が起きています。最大震度は3ですが、当時は観測地点が少なかったためです。
10月以降は茨城県南部の地震もやや多くなっています。改めて地震対策を確認しておくようにしましょう。
この地震で茨城県鹿嶋市、神栖市、千葉県旭市で最大震度3、茨城県と千葉県を中心に震度2の揺れを観測しました。茨城県沖を震源とする最大震度3の地震は10月27日(日)以来です。地震のメカニズムは西北西ー東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
茨城県沖の震度3以上の地震は年平均で5〜10回ほど起きていて、今年はこれで5回目になります。今回の震源は10月27日に比べると南側のエリアで、今年の5月に発生した地震の近くです。
茨城県沖は太平洋プレートが陸域のプレートに沈み込んでいて、境界の深さは40〜50kmほどと考えられています。深さやメカニズムからプレート境界の近くで発生した地震とみられます。
過去に茨城県沖で発生したマグニチュード6以上の地震は陸地からやや離れた所が多い傾向です。ただ、比較的陸地に近い今回の震源周辺でも1946年にマグニチュード6.0が起きています。最大震度は3ですが、当時は観測地点が少なかったためです。
10月以降は茨城県南部の地震もやや多くなっています。改めて地震対策を確認しておくようにしましょう。
世界:アメリカ西海岸の沖でM6.0の地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は2回発生しています。最も大きな地震はアメリカ西海岸の沖とパプアニューギニア近海で発生したマグニチュード6.0です。
今回はアメリカの地震に注目します。日本時間の10月31日(木)早朝、アメリカ・オレゴン州の西の沖を震源とするマグニチュード6.0、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
この領域は北米プレートと太平洋プレートの間に、比較的小さな「ファンデフカプレート」と呼ばれるプレートが挟まっています。ファンデフカプレートが北米プレートに沈み込んでいる領域はカスケード沈み込み帯と呼ばれ、過去には超巨大地震が発生したと考えられています。
ただ、今回の震源は太平洋プレートとの境界のトランスフォーム断層付近と見られ、津波を引き起こすような大きな地震になる可能性は低い領域です。
今回はアメリカの地震に注目します。日本時間の10月31日(木)早朝、アメリカ・オレゴン州の西の沖を震源とするマグニチュード6.0、深さ約10kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
この領域は北米プレートと太平洋プレートの間に、比較的小さな「ファンデフカプレート」と呼ばれるプレートが挟まっています。ファンデフカプレートが北米プレートに沈み込んでいる領域はカスケード沈み込み帯と呼ばれ、過去には超巨大地震が発生したと考えられています。
ただ、今回の震源は太平洋プレートとの境界のトランスフォーム断層付近と見られ、津波を引き起こすような大きな地震になる可能性は低い領域です。
出典・参考
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。