複数の要因で秋雨前線が活発に
明後日21日(土)から22日(日)にかけて秋雨前線が本州付近まで南下し、各地に雨を降らせます。
現在、東シナ海を北西に進んでいる台風14号は、一旦中国大陸に上陸した後、低気圧として東に進んでくる可能性が出てきました。大量の湿った空気を秋雨前線に持ち込むことになります。それに加えて台湾付近に発生する熱帯低気圧周辺の湿った空気も流れ込む見込みです。
空気中に含まれる水蒸気の量を表す指標のひとつ相当温位は、大雨をもたらすようなレベルの348K(ケルビン)に達し、秋雨前線に向かって強く流入します。
雨雲のもととなる水蒸気が大量に流れ込むことに加え、北からは寒気を伴った気圧の谷が近づき、前線周辺や南側のエリアでは大気の状態が不安定になります。雨雲が発達して局地的に非常に激しい雨を降らせる見通しです。
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現在、東シナ海を北西に進んでいる台風14号は、一旦中国大陸に上陸した後、低気圧として東に進んでくる可能性が出てきました。大量の湿った空気を秋雨前線に持ち込むことになります。それに加えて台湾付近に発生する熱帯低気圧周辺の湿った空気も流れ込む見込みです。
空気中に含まれる水蒸気の量を表す指標のひとつ相当温位は、大雨をもたらすようなレベルの348K(ケルビン)に達し、秋雨前線に向かって強く流入します。
雨雲のもととなる水蒸気が大量に流れ込むことに加え、北からは寒気を伴った気圧の谷が近づき、前線周辺や南側のエリアでは大気の状態が不安定になります。雨雲が発達して局地的に非常に激しい雨を降らせる見通しです。
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日本海側を中心に広範囲で大雨のおそれ
秋雨前線に近い本州の日本海側を中心に大雨になるとみられます。22日(日)夜までの雨量は、山陰や北陸、東北の日本海側などで200〜300mmに達する予想です。
前線の南側に流れ込む湿った空気の影響で雨雲が発達した場合は、西日本の広範囲で雨量が増える可能性があります。風の流れなどの条件次第では線状降水帯が形成されてもおかしくありません。
大雨による土砂災害や河川の増水、氾濫、低い土地の浸水などの災害が発生するおそれがあります。前線の位置によって大雨となる地域が変化することも考えられますので、最新の情報を確認の上、警戒をするようにしてください。
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前線の南側に流れ込む湿った空気の影響で雨雲が発達した場合は、西日本の広範囲で雨量が増える可能性があります。風の流れなどの条件次第では線状降水帯が形成されてもおかしくありません。
大雨による土砂災害や河川の増水、氾濫、低い土地の浸水などの災害が発生するおそれがあります。前線の位置によって大雨となる地域が変化することも考えられますので、最新の情報を確認の上、警戒をするようにしてください。
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