台風13号　強い勢力を維持し東シナ海へ　西日本太平洋側は断続的に強雨

引き続き強雨や強風、高波に注意

台風周辺を取り巻く活発な雨雲はすでに奄美地方から離れ、雨や風のピークは過ぎました。台風の西進に伴い、現在は平均で10m/s前後吹いている風も収まっていく見込みです。

雨や風が落ち着いても波の影響は残ります。台風が依然として発達しているため、奄美や沖縄に加え、九州の東シナ海側なども高波が続く見込みです。釣りなど海のレジャーは危険ですので、天気が回復しても避けるようにしてください。

台風は明日16日(月)に強い勢力を保って中国大陸に上陸する見込みです。中国屈指の大都市、上海を直撃するおそれがあるため影響が懸念されます。
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西日本の太平洋側は引き続き雨が強まる

西日本の太平洋側は台風に向かって吹き込む南東からの風によって、湿った空気の流入が続きます。九州や四国を中心に局地的に雨雲が発達して、1時間に30mm以上の激しい雨が降る見込みです。

24時間雨量が100mmを超えている所はなく、現時点では被害が出るような大雨にはなっていませんが、短時間の激しい雨により道路冠水が発生したり、低い土地が浸水するなどの影響が考えられますので、少なくとも今日いっぱいは注意をしてください。
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台風の名前

北西太平洋や南シナ海で発生した台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風13号の名前「バビンカ（Bebinca）」はマカオが提案した名称で、伝統的なプリンの名前からとられています。
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