台風の雲の渦は明瞭
台風7号は昨日13日(火)の3時に発生し、18時間後の21時には中心付近の最大風速が30m/sに達して暴風域を伴うようになりました。今日14日(水)6時の時点では、中心気圧が975hPa、中心付近の最大風速が30m/sです。
衛星画像を見ると台風に伴う雲の渦巻きは非常に明瞭になっています。台風の目はまだ確認できないものの、中心付近に発達した積乱雲がみられ、まもなく目が出現する見通しです。
台風の外側の雲は小笠原諸島にかかっていて、8時20分までの1時間には母島で23.0mmの強い雨を観測。父島では最大瞬間風速18.8m/sを観測しました。
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衛星画像を見ると台風に伴う雲の渦巻きは非常に明瞭になっています。台風の目はまだ確認できないものの、中心付近に発達した積乱雲がみられ、まもなく目が出現する見通しです。
台風の外側の雲は小笠原諸島にかかっていて、8時20分までの1時間には母島で23.0mmの強い雨を観測。父島では最大瞬間風速18.8m/sを観測しました。
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関東接近時も強い勢力を保つ予想
日本の南の海上は海面水温が平年よりも高くなっています。
台風は明日15日(木)にかけて、海面水温が30℃以上の海域を進む予想です。さらに台風の発達に重要な鉛直シア(鉛直方向の風の強さや風向の違いを示す指標)が小さくなっていて、発達に適した環境となっています。
16日(金)3時には中心気圧950hPa、最大風速40m/sまで発達し、その勢力を維持したまま関東にかなり近づく見通しです。
現時点で関東に上陸するかは微妙な状況ですが、強い勢力で接近するため海上を通った場合でも影響は大きくなります。特に千葉県や茨城県など東側の地域ほど風雨が強まるとみられるため早めの警戒が必要です。
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台風は明日15日(木)にかけて、海面水温が30℃以上の海域を進む予想です。さらに台風の発達に重要な鉛直シア(鉛直方向の風の強さや風向の違いを示す指標)が小さくなっていて、発達に適した環境となっています。
16日(金)3時には中心気圧950hPa、最大風速40m/sまで発達し、その勢力を維持したまま関東にかなり近づく見通しです。
現時点で関東に上陸するかは微妙な状況ですが、強い勢力で接近するため海上を通った場合でも影響は大きくなります。特に千葉県や茨城県など東側の地域ほど風雨が強まるとみられるため早めの警戒が必要です。
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出典・参考
気象衛星画像:NICT 情報通信研究機構