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台風5号の活発な雨雲が東北に広がる
すでに雨量200mmの所も

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2024/08/11 19:03 ウェザーニュース

東北では台風の接近前から雨の強まっている所があり、岩手県では局地的に24時間雨量が200mmを超えています。今後はさらに広範囲で大雨が予想されるため厳重な警戒が必要です。

各地に避難指示が発令

東北北部の太平洋側では台風の影響で北東から湿った空気が流れ込み、今日11日(日)の早朝から断続的に雨が強まっています。夕方になって台風の外側を取り巻く活発な雨雲がかかり始め、雨量が増加してきました。
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19時00分までの24時間雨量は岩手県久慈市・下戸鎖(しもとくさり)で222.0mmと、すでに200mmを超え、岩泉町でも107.0mmを観測しています。17時40分には岩手県内に大雨警報、洪水警報が発表されました。

今夜以降は台風の接近に伴って岩手県から宮城県の沿岸を中心に活発な雨雲が次々にかかる予想です。台風が接近、上陸する明日12日(月)は局地的に1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨の降るおそれがあります。

台風の動きが遅いため激しい雨が長時間続き、記録的な大雨となる所がある見込みです。土砂災害や河川の増水、氾濫などの危険性が高まります。すでに自治体から避難指示などの避難情報が発令されていますので、確認の上、安全な所で過ごすようにしてください。
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