国内:日向灘震源で1年ぶりの震度4
7月30日(火)1時25分頃、日向灘を震源とするマグニチュード5.1、深さ48kmと推定される地震が発生しました。この地震で宮崎県宮崎市、西都市、高千穂町で最大震度4、延岡市、日向市、小林市、大分県臼杵市、佐伯市、熊本県熊本市、高森町などで震度3を観測しています。
日向灘を震源とする震度4以上の地震は昨年7月以来、ほぼ1年ぶりです。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
日向灘はフィリピン海プレートが陸のプレートに沈み込むことによるプレート境界型の地震が顕著な領域です。今回の地震は深さが少し深いことや、地震のメカニズムからプレート内部で起きた地震とみられます。
政府の地震調査研究推進本部は日向灘で今後30年以内にマグニチュード7.1前後の地震が発生する確率が70〜80%、マグニチュード7.6前後の地震の発生する確率が10%程度としています。
最近では2022年にマグニチュード6.6、最大震度5強の地震が発生しました。これよりも強い地震がいつ起きてもおかしくはなく、また、津波発生の可能性もあることから、常日頃からの備えが欠かせません。
日向灘を震源とする震度4以上の地震は昨年7月以来、ほぼ1年ぶりです。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
日向灘はフィリピン海プレートが陸のプレートに沈み込むことによるプレート境界型の地震が顕著な領域です。今回の地震は深さが少し深いことや、地震のメカニズムからプレート内部で起きた地震とみられます。
政府の地震調査研究推進本部は日向灘で今後30年以内にマグニチュード7.1前後の地震が発生する確率が70〜80%、マグニチュード7.6前後の地震の発生する確率が10%程度としています。
最近では2022年にマグニチュード6.6、最大震度5強の地震が発生しました。これよりも強い地震がいつ起きてもおかしくはなく、また、津波発生の可能性もあることから、常日頃からの備えが欠かせません。
国内:東京の直下でM4.7の地震
7月31日(水)1時47分頃、東京都多摩東部を震源とするマグニチュード4.7、深さ121kmと推定される地震が発生しました。この地震で東京都町田市、神奈川県横浜市保土ケ谷区、川崎市川崎区、秦野市、厚木市、千葉県南房総市などで最大震度3を観測しました。
東京都多摩東部を震源とする震度3の地震は2022年5月以来、約2年ぶりです。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
東京都など関東南部の直下では、深さ30km前後の比較的浅い所で発生する地震と、100kmよりも深い所で発生する地震があり、複雑な地下構造を示していると考えられます。今回と同様の深い地震ではマグニチュード5クラスの地震が起きることがあり、1988年の東京都23区のマグニチュード5.8の地震では最大震度4の揺れがありました。
東京都多摩東部を震源とする震度3の地震は2022年5月以来、約2年ぶりです。地震のメカニズムは横ずれ型と解析されています。
東京都など関東南部の直下では、深さ30km前後の比較的浅い所で発生する地震と、100kmよりも深い所で発生する地震があり、複雑な地下構造を示していると考えられます。今回と同様の深い地震ではマグニチュード5クラスの地震が起きることがあり、1988年の東京都23区のマグニチュード5.8の地震では最大震度4の揺れがありました。
世界:フィリピンの東でM6.8の地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は3回発生しています。最も規模の大きな地震は フィリピンの東で発生したマグニチュード6.8です。
日本時間の8月3日(土)朝、フィリピン・ミンダナオ島の東を震源とするマグニチュード6.8、深さ約26kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは東西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
震央付近の陸地では最大で改正メルカリ震度階級のⅦ程度の強さの揺れ方になったと解析されています。厳密な比較はできないものの、日本の気象庁震度階級に換算すると震度5強程度に相当する揺れです。この地震で津波の発生はありませんでした。
ミンダナオ島の東の海域ではフィリピン海プレートが沈み込むことによる地震がしばしば発生し、昨年12月にはより規模の大きいマグニチュード7.6が起きました。この地震では津波が発生して日本にも到達し、伊豆諸島の八丈島で40cmを観測しています。
日本時間の8月3日(土)朝、フィリピン・ミンダナオ島の東を震源とするマグニチュード6.8、深さ約26kmと推定される地震が発生しました。地震のメカニズムは東西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
震央付近の陸地では最大で改正メルカリ震度階級のⅦ程度の強さの揺れ方になったと解析されています。厳密な比較はできないものの、日本の気象庁震度階級に換算すると震度5強程度に相当する揺れです。この地震で津波の発生はありませんでした。
ミンダナオ島の東の海域ではフィリピン海プレートが沈み込むことによる地震がしばしば発生し、昨年12月にはより規模の大きいマグニチュード7.6が起きました。この地震では津波が発生して日本にも到達し、伊豆諸島の八丈島で40cmを観測しています。
出典・参考
※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。