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梅雨前線は活動が活発
午後は西日本日本海側で激しい雨に警戒

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2024/06/23 11:11 ウェザーニュース

今日23日(日)は北上した梅雨前線の活動が活発になっています。午後は西日本の日本海側を中心に雨雲が発達しやすく、局地的な激しい雨に警戒が必要です。

九州や中国地方を発達した雨雲が通過

今日未明から今朝にかけて活発な雨雲が通過した東日本の強い雨は小康状態になりました。西日本では梅雨前線の活動が活発で、前線に近い日本海側を中心に雨の強まっている所があります。

昼近くなって九州北部から中国地方が活発な雲に覆われていて、11時00分までの1時間には広島市で22.5mm、山口県萩市で26.5mmの強い雨を観測。24時間雨量は島根県の一部で100mmを超えています。
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また、前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、九州や四国も大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達している状況です。11時00分の時点で広島県、島根県、愛媛県、滋賀県、岐阜県に大雨警報が発表されています。
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午後も道路冠水や土砂災害などに警戒を

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午後も梅雨前線に近い九州北部から中国、北陸にかけて活発な雨雲が通過しやすく、夕方以降は梅雨前線の南下に伴って九州南部や四国にも発達した雨雲が広がります。1時間に30mmを超えるような激しい雨が断続的に降り、局地的には50mm以上の非常に激しい雨となる見込みです。

短時間の激しい雨による道路冠水や中小河川の急な増水などに警戒が必要です。また、これまでの雨で地盤の緩んでいる所があり、雨が強まることで土砂災害が発生する危険性も高まります。少なくとも今日いっぱいは警戒をしてください。
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