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九州など西日本は鯉のぼりが元気に泳ぐ
今夜にかけては強風に注意

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2024/05/05 09:38 ウェザーニュース

今日5月5日(日)は端午の節句。各地で鯉のぼりが飾られています。低気圧が近づいている九州など西日本では風が強まり、鯉のぼりが元気良く泳ぐ姿がみられます。

瞬間風速が20m/s以上の所も

本州に晴天をもたらしている高気圧が本州の東の海上に中心を移し、西からは低気圧が近づいてきました。

九州では雲が増えてきていて、高気圧と低気圧との間の気圧差が大きくなっているため南寄りの風が強く吹いている状況です。この強い風によって鯉のぼりは元気良く泳いでいます。
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9時00分までの最大瞬間風速は大分県豊後高田市で20.3m/s、山口県萩市・須佐では20.2m/sを観測しました。

夕方以降は強風の範囲が拡大

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午後は低気圧が発達しながら近づいてくるため、さらに風が強まる見込みです。

強風のエリアは西日本の全域に広がり、特に南寄りの風が吹き抜けやすい豊後水道や紀伊水道の周辺を中心に、瞬間的には20m/sを超える強風が予想されます。

低気圧に近い長崎県では島嶼部や海上を中心に25m/s以上の暴風となる可能性があるため、気象台は早期注意情報を発表しました。

ゴールデンウィーク期間で移動をする方が多くなっています。気象情報に加え交通情報も確認し、車の運転時は横風に煽られないよう注意をしてください。
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写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
きんちゃんさん