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北日本は寒気の影響で断続的に雨 北海道の山や峠では雪に

2023/10/17 09:18 ウェザーニュース

北海道上空を通過している強い寒気の影響で、北日本は日本海側を中心に断続的に雨が降っています。雷や霰(あられ)を伴っている所があり、北海道の山や峠では雪の積もっている所があります。
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峠道では雪が積もった所も

昨夜から今日17日(火)にかけて、北海道上空5500m付近を−30℃前後のこの時期としては強い寒気が通過中です。この影響で北海道から東北北部にかけての日本海側では雲が発達して、雨の所が多くなっています。

活発な雲が通過するタイミングでは雨が強まることに加え、雷や霰を伴っています。また、寒気が強いため標高の高い山や峠では雪に変わっていて、ウェザーニュース独自の雨雪レーダーによる解析でも、道北や道央の山沿いに「雪」を示すピンク色の領域が現れました。

この雪で札幌市郊外の手稲山では初冠雪が観測され、石北峠や中山峠など一部の峠道では雪が積もっています。
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週末には再び寒気が南下する予想

21日(土)の寒気の予想
午後になると上空の寒気は次第に東へ離れるため、少しずつ雨雲・雪雲は弱まってくる見込みです。東北北部の雨は午前中で収まり、北海道でも夕方になると雨や雪の所は少なくなりそうです。

寒気が抜けるため今夜はそれほど強い冷え込みとはならず、雪が積もった所でも凍結する可能性は低いとみています。

ただ、次の週末には今回のよりも強い寒気の南下が予想され、峠道では再び積雪があってもおかしくありません。標高の高い道路を走行する必要がある場合は、早めに冬用タイヤの準備を済ませてください。
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