洪水などの大雨災害のおそれ

衛星画像ではメキシコ沖の太平洋に2つの大きな雲の塊があります。西側の雲がトロピカルストームLidia、東側がトロピカルストームMaxです。（トロピカル・ストームは中心付近の最大風速が17～32m/sの発達した熱帯低気圧）

すでに東側のトロピカルストームMaxの雲はメキシコの沿岸部にかかり始めていて、日本時間の明日10日(火)にかけてアカプルコなどで雨が強まる見込みです。また、トロピカルストームLidiaは11日(水)にも上陸が予想され、中部の大都市・グアダラハラなどを活発な雨雲が通過する予想となっています。

メキシコ当局ではこれらの熱帯低気圧の影響で総雨量が多い所で300～400mmに達し、洪水などの災害の発生のおそれがあるとしています。さらに沿岸部を中心に風が強く、海上・海岸は大荒れとなることから、警戒を呼びかけています。
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