西日本から東海にかけては天気が回復して、日差しの届いた所が多くなりました。それでも前線の北側の秋の空気に覆われているため真夏のようには気温が上がっていません。

沖縄や奄美など島をのぞく地域で15時までに最も気温が上昇したのは、愛知県豊田市の32.1℃でした。名古屋市も31.5℃まで上がっていますが、最小湿度が39%と低く夏の暑さとは違っています。

愛知県のウェザーニュースアプリ利用者からの体感報告では、カラッと暑いが6割弱と半数以上を占めたのに対し、ムシッと暑いは2割ほどに留まりました。（11～14時の集計）

関東は雲が広がったことや、北東からの比較的冷たい風が吹き込んだことで気温が上がらず、東京都心は24.3℃と3か月ぶりに最高気温が25℃未満になっています。

明日24日(日)は高気圧が今日よりも勢力を広げ、さらに上空の気圧の谷が東に離れるため、秋晴れのエリアが拡大します。九州から北海道にかけての広い範囲で晴れる見込みです。

関東は天気が回復する分だけ気温が上昇し、東京都心の最高気温は27℃の予想となっています。晴れても夏のような暑さはなく、過ごしやすくなりそうです。名古屋市や大阪市など東海から西日本は30℃前後まで上昇する見通しです。空気が乾燥するためカラッとした暑さの所が多くなります。

北日本は内陸部を中心に朝の冷え込みが強まる一方、昼間は快適な陽気となります。服装選びにお気をつけください。
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