facebook line twitter mail

秋雨前線の南北で季節が分かれる 南側の関東から九州は蒸し暑さ続く

2023/09/21 10:37 ウェザーニュース

今日9月21日(木)は、秋雨前線が日本海沿岸から東北南部に停滞しています。

この前線の北側では秋の体感ですが、南側はまだ夏の空気に覆われています。今日も関東から九州はかなり蒸し暑くなりそうです。

関東から九州は引き続き暑さ対策を

気温予想 21日(木)14時
関東から九州にかけては、今日21日(木)も朝からムシムシとした体感になっています。10時までに、東京28.0℃、名古屋28.6℃、大阪30.4℃、福岡29.4℃まで上がりました。すでに30℃前後を観測した所が多くなっています。

各地とも湿度が高く、気温の数字以上に蒸し暑い体感です。

午後にかけても日差しは少ないですが、30℃超えて真夏日となる所が多い予想です。蒸し暑く引き続き熱中症のおそれがあるため、こまめな水分補給など対策をしてお過ごしください。
» 熱中症情報 暑さ指数(WBGT)を確認

北日本は今日から、東日本や西日本は明日以降に秋を感じられそう

一方、北日本は秋の移動性高気圧に覆われています。10時までの最高気温は旭川13.6℃、札幌17.6℃、青森19.2℃、仙台24.4℃です。特に北海道では15℃前後の所が多く、肌寒いくらいです。

午後もそれほど気温は上がりません。札幌の最高気温は20℃の予想になっています。北海道や東北北部は、午後も過ごしやすい秋の体感が続きそうです。

この季節を分ける秋雨前線は、明日22日(金)には本州の南海上まで南下します。東日本や西日本も、明日からは少し気温が下がり秋の訪れを感じられそうです。

» アプリ ピンポイント天気予報» ピンポイント天気予報