Leeは日本時間の6日(水)に大西洋で熱帯低気圧となり、次第に発達して7日(木)にハリケーンとなりました。その後も西北西に進みながら発達を続け、8日(金)には中心気圧が926hPaまで低下し、最も強いランクのカテゴリー5となりました。

日本時間の14日(水)9時の中心気圧は951hPaで、カテゴリー2の勢力です。衛星画像を見ると、中心付近に目を確認することができ、非常に大きな雲の渦を形成していることがわかります。
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現在、アメリカ大陸は優勢な高気圧に覆われているため、しばらくは北上を続けるとみられます。日本時間の17日(日)頃にはアメリカ・カナダの国境付近にかなり近づいて、上陸する見込みです。

この時点では温帯低気圧へ性質を変えていると考えられますが、勢力そのものはあまり落とさずに近づく予想となっています。

大型ハリケーンであるため強風エリアが広く、陸地から離れて通っても北米大陸の東海岸では強風や高波、高潮などの影響が出る見通しです。接近が予想されるアメリカ・カナダの国境付近では雨も強まるため、現地の気象当局は警戒を呼びかけています。
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地球温暖化が進むことでハリケーンは強まる傾向であると考えられており、海面水温が上昇した場合は緯度の高い地域に影響するケースが増える可能性もあるとみられます。今後のハリケーンなど熱帯低気圧の動向に注意が必要です。
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