北関東ではシアーライン(風の流れが変化する境界線)付近に発生した低気圧の影響で、局地的に猛烈な雨となりました。記録的短時間大雨情報は相次いで発表され、宇都宮市などは12時間で150mm前後の雨を観測しています。

シアーラインや低気圧は北上しており、活発な雨雲は東北へと広がってきました。16時00分までの1時間には栃木県塩谷町で45.5mmの激しい雨、福島県川内村で11.5mmのやや強い雨を観測しています。

関東の強雨は今夜にかけて、東北太平洋側では明日5日(火)の朝にかけて続く見込みです。激しい雨による道路冠水や河川の急な増水、土砂災害などに警戒をしてください。
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明日は西日本でも雨の強まる所があります。台風12号から変わった熱帯低気圧が夜にかけて四国や九州に近づく見込みです。また、日本海では秋雨前線が次第に明瞭化して、活動が活発になってきます。

熱帯低気圧に近い四国から九州にかけての太平洋側は午後になると雨雲が発達する予想です。夜にかけて局地的に激しく降る可能性があり、日本海側でも本降りの雨になる所があります。

上空の気圧の谷が進んでくる明後日6日(水)にかけて断続的に強雨となるおそれがありますので、雨量の増加に注意が必要です。
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