過去になかったような嵐となるおそれ

日本時間の30日(水)17時の時点で、ハリケーンの中心気圧は941hPa、中心付近の最大風速が55m/sで、強さのランクの上から3番目にあたるカテゴリー3の勢力です。（日本の台風では非常に強い～猛烈な勢力に相当する強さ）

雨雲レーダーで捉えたハリケーンの様子をみると、発達した雨雲の渦を形成しており、スパイラルバンドと呼ばれる活発な雨雲の帯はすでにフロリダ州にかかり始めています。沿岸部では瞬間的に20m/s前後の風も吹いてきました。

日本時間の今夜にも、カテゴリー3ないしは4と発達のピークでフロリダ州に上陸する見込みです。これだけの勢力で、フロリダ州の州都であるタラハシー付近を通過したことはなく、現地当局は過去にないような嵐になるおそれがあるとして警戒を呼びかけています。

大雨や暴風、高潮などハリケーンに伴うあらゆる災害の起きるおそれがあり、被害が懸念される状況です。
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