非常に湿った空気が流れ込んでいることに加え、午後の気温上昇で大気の状態が不安定になり、雨の範囲が広がってきました。

特に九州では広い範囲で雨雲が発達しており、15時30分までの1時間には熊本県甲佐町で38.0mm、福岡県久留米市・耳納山で36.0mmの激しい雨を観測しています。

四国から紀伊半島にかけての太平洋側も断続的に活発な雨雲がかかっており、一部では1時間に10～20mmの強い雨です。
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九州や四国、中国では明日31日(木)も同じように雨の降りやすい状況が続きます。沖縄に近づいている台風11号周辺の非常に湿った空気が流れ込むため、局地的には雨雲が発達する見込みです。

活発な雨雲がかかった場合は1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨が降り、同じような所に雨雲がかかり続けると、さらに雨量が増加するおそれがあります。

短時間の強雨による道路冠水や中小河川の急な増水などに加え、総雨量の増加による土砂災害の危険性も高まってきますので、雨の強まりに十分な注意が必要です。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
信彦四番さん