▼台風11号　8月30日(水)9時
　中心位置　　　沖ノ鳥島近海
　大きさ階級　　／／
　強さ階級　　　／／
　移動　　　　　西北西　ゆっくり
　中心気圧　　　990 hPa
　最大風速　　　30 m/s (中心付近)
　最大瞬間風速　40 m/s

台風11号は沖ノ鳥島近海を西北西にゆっくりと進んでいます。次第に発達して明日31日(木)には強い勢力となる見込みです。明後日9月1日(金)に沖縄に最も近づくとみられます。

明日の午後には台風の北側を吹く湿った東風によって、沖縄本島や奄美では断続的に雨が強まる見込みです。明日の夜以降は台風の接近に伴って次第に風雨が強まり、9月1日(金)にかけて大荒れとなるおそれがあります。早めの警戒が必要です。

進路によっては西日本太平洋側でも湿った暖かい空気が流れ込んで、局地的な強い雨となる可能性があります。
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5日先までに台風11号の暴風域に入る確率が3%以上である府県予報区は以下の通りです。（気象庁）
　奄美地方　　　　　　9 %
　沖縄本島地方
　　本島北部・中南部　32 %
　　慶良間・粟国諸島　33 %
　　久米島　　　　　　36 %
　大東島地方　　　　　3 %
　宮古島地方　　　　　41 %
　八重山地方
　　石垣島地方　　　　27 %
　　与那国島地方　　　13 %
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▼台風9号　8月30日(水)9時
　中心位置　　　バシー海峡
　大きさ階級　　／／
　強さ階級　　　猛烈な
　移動　　　　　西　15 km/h
　中心気圧　　　920 hPa
　最大風速　　　55 m/s (中心付近)
　最大瞬間風速　75 m/s

台風9号は中心付近の最大風速が55m/sに達し、猛烈な勢力となりました。衛星画像では台風の目が非常に明瞭で、勢力のピークを迎えていることがわかります。

台風の雲は先島諸島までは広がらず、今後は南シナ海に進むため、雨や風の影響はそれほど大きくはなりません。ただ、石垣島や与那国島などを中心に3～4mのうねりを伴った高波が予想されます。明日にかけて海上や海岸は危険な状況となりますので、注意が必要です。

また、台風11号による波の高い領域も広がってきますので、高波の影響は長引く可能性があります。奄美地方や九州、四国方面でも波の高くなる所がある予想です。
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台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風9号の名前「サオラー（Saola）」はベトナムが提案した名称で、ベトナムレイヨウという動物のことです。台風11号の名前「ハイクイ（Haikui／海葵）」は中国が提案した名称で、「イソギンチャク」のことを意味する中国語からとられています。
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