ここ数日、北海道に記録的な暑さをもたらしている太平洋高気圧が若干勢力を弱め、縁を周る形で湿った空気が流れ込んでいます。道北では昨夜から活発な雨雲が通過して、枝幸町・歌登では4時20分までの1時間に、44.5mmの観測史上1位となる激しい雨を観測しました。

昨夜から今朝にかけての12時間では雨量が100mmを超えている所があり、宗谷地方には土砂災害警戒情報が発表中です。

雨雲の通過しやすい状況はこの後も続き、夕方にかけて局地的には1時間に30mmを超える激しい雨の降るおそれがあります。土砂災害や河川の増水などに警戒をしてください。
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一方で、引き続き太平洋高気圧の圏内に入っている道南や道央は、朝から晴れて気温が上がっています。札幌市内は8時過ぎに30℃を超え、最高気温は34℃まで上がる見込みです。

この時期の北海道としては過去にないような暑さが続いていますので、最大限の熱中症対策を行い、体調を崩さないようにお過ごしください。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
オホーツク海高気圧さん