アフリカ原産で比較的新しい野菜
オクラは、ナイル川流域からエチオピアにかけての東北アフリカが原産地と言われている、アオイ科の野菜です。
「アオイ科だけあって、ハイビスカスのようなきれいな花が咲き、花観賞用のものがあるほどです。
日本には明治頃に輸入されたそうですが、独特の青臭さやヌメリから敬遠されたため、ほとんど食べられていませんでした。その後、昭和40年代になってから、栄養価の高さで人気となり、今ではごく一般的な夏野菜になりました」(吉田さん)
「アオイ科だけあって、ハイビスカスのようなきれいな花が咲き、花観賞用のものがあるほどです。
日本には明治頃に輸入されたそうですが、独特の青臭さやヌメリから敬遠されたため、ほとんど食べられていませんでした。その後、昭和40年代になってから、栄養価の高さで人気となり、今ではごく一般的な夏野菜になりました」(吉田さん)
乾燥、湿気、低温に弱い
オクラは薬味などで使うと余ってしまうことが多い野菜です。
「オクラは乾燥や湿気、低温に弱い野菜で、保存法が悪いと比較的早くから黒ずんだり、しなびてしまいます。ネットなどに入れて販売されていることが多いですが、購入した時のネットのままの状態で冷蔵保存をすると、冷気が直接当たり、乾燥もしやすくなってしまうので、NGです。
かといって、そのままポリ袋に入れれば、結露でオクラに水分がつき、傷みやすくなります。
乾燥にも湿気にも弱いということで、適度な湿気が保存する際の重要なポイントの一つになります」(吉田さん)
「オクラは乾燥や湿気、低温に弱い野菜で、保存法が悪いと比較的早くから黒ずんだり、しなびてしまいます。ネットなどに入れて販売されていることが多いですが、購入した時のネットのままの状態で冷蔵保存をすると、冷気が直接当たり、乾燥もしやすくなってしまうので、NGです。
かといって、そのままポリ袋に入れれば、結露でオクラに水分がつき、傷みやすくなります。
乾燥にも湿気にも弱いということで、適度な湿気が保存する際の重要なポイントの一つになります」(吉田さん)
キッチンペーパーで包んで保存袋
上手な保存法を教えてください。
「生のまま保存するなら、オクラをネットや袋から出し、余分な水分が付かないように、キッチンペーパーで包んでチャック付き保存袋に入れます。
また、アフリカ原産ということもあり、低温にも弱いので、冷蔵庫の野菜室で保存してください。これで3~4日はきれいな状態で保存できるでしょう」(吉田さん)
「生のまま保存するなら、オクラをネットや袋から出し、余分な水分が付かないように、キッチンペーパーで包んでチャック付き保存袋に入れます。
また、アフリカ原産ということもあり、低温にも弱いので、冷蔵庫の野菜室で保存してください。これで3~4日はきれいな状態で保存できるでしょう」(吉田さん)
下処理してから冷凍がポイント
もう少し長く保存するには冷凍がよいそうですが、その際に注意するポイントがあるそうです。
「オクラには細かいうぶ毛があり、取らないと食感があまり良くない場合があるので、うぶ毛を取る下処理をしてから冷凍するようにしましょう。
まず、まな板の上にオクラを置き、塩を振ってゴロゴロ転がす『板ずり』をします。それから水洗いして水気を切ってから保存袋に入れて冷凍するか、15秒ほどゆでてから冷凍します。
こうした下処理をしておけば、解凍しなくても簡単に切れて、すぐ使えるので便利です」(吉田さん)
オクラには、コレステロールの吸収抑制作用がある水溶性の食物繊維のペクチンが豊富です。他にも、体の免疫力を高めてくれる、カロテンやビタミンB1、B2、葉酸、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどの成分も多く含まれています。
長引く暑さを、栄養豊富なオクラをしっかり食べて乗り切りましょう。
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「オクラには細かいうぶ毛があり、取らないと食感があまり良くない場合があるので、うぶ毛を取る下処理をしてから冷凍するようにしましょう。
まず、まな板の上にオクラを置き、塩を振ってゴロゴロ転がす『板ずり』をします。それから水洗いして水気を切ってから保存袋に入れて冷凍するか、15秒ほどゆでてから冷凍します。
こうした下処理をしておけば、解凍しなくても簡単に切れて、すぐ使えるので便利です」(吉田さん)
オクラには、コレステロールの吸収抑制作用がある水溶性の食物繊維のペクチンが豊富です。他にも、体の免疫力を高めてくれる、カロテンやビタミンB1、B2、葉酸、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどの成分も多く含まれています。
長引く暑さを、栄養豊富なオクラをしっかり食べて乗り切りましょう。
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