15時00分までの最高気温が全国で最も高くなったのは新潟県長岡市・寺泊で39.6℃を観測。今月9日(水)に記録した観測史上1位の記録に並びました。そのほか、長岡市で39.4℃、上越市・大潟で39.0℃と3地点で39℃を上回っています。

東北の日本海側も気温が上がり、秋田県五城目町で37.7℃、山形県鶴岡市・鼠ケ関は37.2℃です。

一方で台風の上陸により朝から荒天となった東海や近畿などは30℃にも届かず、大阪市は27.6℃、名古屋市は28.2℃と真夏日になりませんでした。大阪市の最高気温が30℃未満になるのは7月1日以来で、連続真夏日は44日でストップです。

明日16日(水)は台風が日本海を北上します。西日本、東日本は南から湿った空気が流れ込む影響で、変わりやすい天気になるものの、気温は上昇する見込みです。

大阪市は34℃、名古屋市は31℃と真夏日が戻り、東京都心や福岡市なども最高気温は32℃まで上がる予想となっています。湿度が高いため、かなりの蒸し暑さで、日差しがそれほど届かなくても、熱中症対策は欠かせません。

北陸や東北日本海側は台風に向かって風が吹き込み、フェーン現象が続きます。明日も新潟市や秋田市は猛暑日の予想です。
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