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日本海側ではすでに35℃以上の猛暑日 フェーンで危険な暑さに

2023/08/07 11:52 ウェザーニュース

今日7日(月)も日本列島では南寄りの風が吹いていて、日本海側では山を越えた風により気温の上がるフェーン現象が発生しています。すでに35℃以上の猛暑日となったところがあり、危険な暑さになる予想です。

太平洋側でも湿度が高く、かなり蒸し暑くなっています。こまめな水分補給など、熱中症予防をしっかりと行なってください。

雨が降っても蒸し暑い 熱中症に警戒を

引き続き、奄美付近にある台風6号の影響で、南から湿った空気が流れ込みやすい状況です。風が山を越えて吹き降りる日本海側ではフェーン現象が発生し、他の地域に比べて気温上昇のペースが速くなっています。

11時30分までの最高気温は、新潟市の新潟空港で37.5℃と35℃をすでに超えて猛暑日となっています。そのほか、富山県富山市や長崎県佐世保市でも35℃を上回っています。このあとも気温の上がりやすい状況は続き、北陸や山陰、九州北部などでは体温を大きく上回る危険な暑さとなるところが出てくる予想です。

また、太平洋側ではところどころで雲が発生していて、その分だけ気温が上がりにくくなっています。ただ、日差しが届くタイミングもあり、日差しが届くと一気に気温が上がります。東京都心の11時30分までの最高気温は33.4℃と猛暑日には届いていませんが、湿度が高く蒸し暑く感じられています。

炎天下での外出はできるだけ避けて、こまめな休憩や水分・塩分補給をするなど、熱中症予防はしっかりと行ってください。一時的な雨により気温の下がったところでも、雨があがったあとはかなり蒸し暑くなります。油断せず、室内ではエアコンなどで温度調節して、暑さを防ぐようにしてください。
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