日本列島は夏の太平洋高気圧に覆われて、台風6号周辺の非常に暖かな空気が流れ込みやすい状況が続いています。強い日差しによって各地で気温が上昇し、福島県伊達市・梁川では14時00分に40℃に到達しました。

国内で40℃以上を観測するのは2022年7月1日以来で、今年に入ってからは初めてとなります。梁川での40℃到達は観測史上初で、福島県内としても初めてです。そのほか、福井県坂井市・三国で39.5℃、兵庫県豊岡市で39.4℃、福島市で39.1℃、京都府舞鶴市で39.0℃と39℃台を記録。大阪市でも38.4℃と今年一番の暑さになっています。

東京都心は今年16日目の猛暑日となる35.9℃を観測し、年間最多記録に並びました。全国の猛暑日地点は268地点と3日連続の200地点超えです。（数字はいずれも15時時点）

明日6日(日)は台風6号の東進に伴って湿った空気が流れ込むため、関東から西の太平洋側は雲が増えて気温の上昇が抑えられます。最高気温は東京都心、名古屋市で34℃と猛暑日にはならない予想です。大阪市も今日ほどの気温の上昇はありません。

一方で、日本海側の各地は湿った南東の風が山を越えてフェーン現象を引き起こすため、体温並みの暑さが続く見込みです。福岡市や金沢市で36℃まで上がり、秋田市でも猛暑日の予想となっています。

引き続き熱中症対策が欠かせず、適切な水分補給や塩分補給、涼しい所での休憩などを心がけるようにしてください。
» 熱中症情報 暑さ指数(WBGT)を確認
» GPS検索 ピンポイント天気予報» ピンポイント天気予報