北海道の北に伸びる前線に向かって湿った空気が流れ込み、日本海側を中心に発達した雨雲がかかっています。9時00分までの1時間には初山別村と羽幌町で14.5mmのやや強い雨を観測しました。

これから午後にかけても日本海側は活発な雨雲が通過しやすく、断続的に強い雨が降る見込みです。強雨による道路冠水などに注意をしてください。

また、そのほかの道内各地にも雨雲が広がって本降りの雨になる所が多く、傘が必須の一日となります。

明日4日(金)以降もしばらくは北海道付近に前線が停滞するため、雨の降りやすい状況が続きます。中国大陸に上陸した台風5号由来の湿った空気が流れ込む5日(土)にかけて雨雲が発達しやすくなる見込みです。

その後も前線が停滞する上、台風6号の進路によっては湿った空気の流入が強まって、雨の強まる可能性があります。

道北では5日(土)までに多い所で100～200mmの雨が予想され、6日(日)以降はさらに増加することも考えられる状況です。大雨による土砂災害や河川の増水のおそれがありますので、警戒が必要です。
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