沖縄本島は昨日の昼前に風速25m/sの暴風域に入りました。夕方以降は風雨が勢いを増して、那覇市では今日2日(水)の未明に最大瞬間風速52.5m/sを観測しています。那覇市で風速50m/s以上を観測するのは、2018年9月の台風24号が通過したとき以来で、車が横転したり、構造物が倒れるほどの暴風です。

台風の中心は沖縄本島から離れつつあるものの、依然として瞬間的には30～40m/sの暴風が吹き荒れ、危険な状況が続いています。また、台風が近づいた渡嘉敷島では10時29分に最大瞬間風速50.3m/sを観測しました。

また、降りはじめからの雨量は沖縄本島のほぼ全域で200mmを超えていますので、土砂災害の危険性も高まっています。
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今後はさらに台風が西に進むため、今夜には沖縄本島が暴風域から抜けて、荒天の峠は越える見通しです。

一方で、台風が近づく先島諸島ではこれから風雨が強まり、特に台風の中心が比較的近い宮古島などでは、平均で20～30m/s、瞬間的には30～40m/sの暴風が予想されます。

今夜が雨、風のピークになりますので、夜間の外出は控えるようにしてください。
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写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）
しぃちゃんさん